赤旗「ひと欄」掲載

集会やコンサートホールでこの顔(というかこの特徴的なメガネ)を見かけた方は、励ましの声をかけて頂けると喜びます。いつもお腹を空かせていますので、食べ物を与えるともっと喜びます。ワインだと最高です(←便乗して何を書いてるんだ・・・)。

しんぶん赤旗 2011年11月19日(土)掲載
京都・ひと 京都会館再整備をじっくり考える会事務局長/西本(以下略・画像参照)さん

ブログに掲載した「オペラファンがオペラハウス建設に反対する12の理由」が反響をよんでいます。
 京都市が、約90億円をかけコンサートホール「京都会館」第1ホールの建て替えを計画。設備改善は求められていましたが、突然、”世界水準のオペラを誘致できるホール”への改築を打ち出しました。
 「滋賀など近県にある専用ホールと競合するだけで、これ以上つくる必要はない。オペラをわかってない人がつくった計画ですよ」。オペラ鑑賞のために年2回は海外に行き、年間40回は観るオペラ漬けの生活。「形式的で大げさなんだけど、複雑な人間の心情がスコーンと入ってくる」のが魅力です。
 「本当は石ころのように暮らしたいのに、声をあげざるを得なかった」。オペラが大規模工事の口実に使われるのが何より許せません。10月、建築家と開いたシンポジウムでの報告が注目を浴び、ブログへのアクセスは1日で最高の1200件を記録しました。
 京都大学工学部を卒業し、大手メーカーに就職。土壌汚染対策に使う重金属の小型検出器などを開発した経歴も。その後、環境運動に加わり、現在は京大の研究室で地球温暖化の研究をしています。
 市は来年4月にもホールを取り壊す予定です。「建て替えとなった経過も不透明でスケジュールも性急です。しつこく反対していきますよ」。来月再び開くシンポに向け意気込みます。
  文・写真 岡本大介

http://www.jca.apc.org/jikkuri/docs/111119_Hito_Akahata.jpg

上の記事、すごく丁寧に、何度も原稿を見せて頂いて、変更するときは必ず相談があって、たった一行に結構なやり取りがあって、こちらの意図を尊重して頂いて出来上がったものです。その節は有難うございました>記者さん。