デンマークの新劇場Operaenのこと

京都会館のことをやってる間に常に頭にあったのは、わたしの愛するデンマーク王立オペラの新劇場Operaenのことだったりします。Operaen問題について、詳しくはこちら。簡単に言うと、新劇場を寄贈してもらったのだが、その設備維持費用で赤字体質になり、肝心の制作費用を削らざるを得なくなり、年間公演数を100も減らす羽目になり、それでも赤字は嵩む一方なので、新劇場を返却するしかないとかいう騒ぎになっています。背景は色々違うんだけど、共通なのは、建替のときだけじゃなくて、その後の維持が大変なこと。新しいホールの建設、特に設備の過重なオペラ用のホールというのは、こういう可能性があるのです。